マンションの間取りを見ていると、ファミリータイプ70~75平米の物件の場合、リビングダイニング+キッチンの合計で15畳という広さをよく目にします。
我が家もまさにその広さです。15畳、聞いただけでは広いのか狭いのか、イメージがわきません。
そこで今回、15畳LDKの暮らしについて、実際に住んで感じている感想を書いていこうと思います。
70㎡のマンションに関する記事はコチラで書いています↓
15畳LDKは物の量によって印象が変わる広さ
まず最初に結論を書いてしまうと、15畳LDKは物の量によって、広くも狭くも感じられます。
我が家は昨年リフォームをしたのですが、それまではかなり物が多く、狭い印象でした。
リフォーム前のLDK↓
リフォームに関する記事はこちらからご覧いただけます↓
これだけたくさんの物を置いていたのですが、リフォームをきっかけにかなり物を減らしました。
物を減らしたら当然ですが、壁や床がたくさん見えるようになり、空間にゆとりが生まれるようになりました。
同じ広さなのに、印象が全く違います!
またリフォーム前までは濃い床の色だったのですが、リフォームして少し明るい色の床にしました。
明るい色の床にする事で部屋全体が明るくなり、広く見える理由の一つになっているかと思います。
リフォーム前の濃い色の床↓
リフォームして少し明るくなった床↓
リフォームをしなくても、パネルカーペットを敷くなどして、床を明るい色に見せる方法もあります。
我が家も以前、キッズスペースに敷いていましたが、明るい印象になり良かったです。
次は広く見せるためのコツを、より具体的にご紹介したいと思います。
広く見える部屋には、共通点があります
15畳LDKを広く見せるコツ
広く見せるためのコツは、簡潔にまとめると以下の3つになります。
- 何も置かない空間をつくる
- 圧迫感の無い家具を選ぶ
- 広く見える色を使う
上述のとおり、物が増えると床や壁が見えなくなり、どんどん窮屈な印象になります。
できる限り余計な物を減らして、何も置かない場所を作る事が重要です。
可能ならリビングの中心にローテーブルを置かず、大人がゴロゴロできる広い空間を確保してあげるだけで、解放感が出ます。
また家具選びで、広く見せる事も可能です。
具体的には、背の低い家具や、壁が見えるようなオープンタイプの家具を活用する事です。
背の高い箱状の家具は圧迫感が出るし、処分する時も大変なので、最低限の個数に減らす事をおススメします。
逆に細いフレームのアイアンのシェルフやラックは、壁や床が多く見えるので圧迫感を軽減できます。
ただ扉の無いオープンタイプの家具は、物を詰め込みすぎないよう注意しなくていけません。
特に目線に入りやすい上段は、余裕をもって物を置くようにすれば、インテリアのアクセントにもなります。
そして部屋を広く見せる為に大切な要素の最後が、色の印象です。
白い色は膨張色と呼ばれ、広く膨らんで見えます。逆に黒や紺などの濃い色は収縮色と呼ばれ、絞まった印象になります。
何も家具を置いていない部屋が広く見える理由は、白い壁がたくさん見えるからです。
その為、白い色が多く使われた空間は広く見え、逆に濃い色が多く使われた部屋はギュッと、まとまってみえます。
壁が隠れた状態の部屋↓
白は壁や天井に多く使われている色なので、壁や天井をできる限り見せる事のできるレイアウトにすると、広く感じられます。
壁を多く見せた部屋↓
そして白い色をより際立たせてくれるのが、光の力です。窓から入ってくる自然光は白い壁に反射して、部屋全体を明るく照らしてくれます。
自然光をたくさん取り入れる為に、窓をふさがないレイアウトにする事も、部屋を広く見せるための大切な要素です。
15畳LDKで快適に暮らすには
15畳LDKで快適に暮らすには、とにかく余計な物を増やさない事です。物が増えると様々な事に意識が分散し、脳のリソースを無駄に使ってしまいます。
また物を増やせば増やすほど、ホコリがたまりやすくなり、掃除の難易度も上がります。
雑貨を飾れば飾るほど掃除が大変に・・・
LDKは家族が食事をしたりテレビを見たり、リラックスする空間なので、気持ちよく過ごす為にも、常にきれいな状態をキープできる仕組みにする事が重要です。
特に物が山積みになりがちな、テーブルやキッチンカウンターの上はこまめに整理して、物をためないように注意する事が必要です。
またLDKはその家の主役と言える場所なので、上手に空間を使う事ができれば、家全体の印象も良くなります。
我が家のリビングダイニングについて、動画でもご紹介しています▼