我が家はフルタイム共働きの家族で、小学生の子供が一人います。
約2年8カ月前に、マルプーのポポという愛犬を飼い始めました。
迎え入れる少し前に、愛犬家の職場の先輩に相談したら、共働きで日中家に居ないのに、犬を飼うなんて信じられないと言われたのを覚えています。
当時はものすごく不安になって、飼うのをあきらめようかとも考えたほどです。
たくさん葛藤した結果、やっぱり飼う事を決意し、現在ポポは、元気に家族の一員として過ごしています。
人の意見も大事ですが、ネットや本で調べて、自分の考えを持つことも大事ですね
我が家のように悩む方がおられると思うので、共働きで犬を飼う事についてのリアルな感想を、書いていこうと思います。
共働きで犬を飼うメリット
我が家の娘は一人っ子なので、ポポがいる事で、兄弟ができたと喜んでいます。
またトイレや散歩など、子供にポポのお世話をしてもらう事で、責任感が芽生えたように感じます。妹のようにかわいがっています。
ポポが一緒だと、お留守番も寂しくないと言っていました
この時期の子供にとっては、犬と一緒に生活する事で、考え方や行動など、少なからず良い影響を与えてくれているように思います。
何か学校で、嫌な事があっただろう時も、いつもと変わらず元気に飛びついてくれるポポに、元気をもらっているようです。
犬の飼い主への愛情表現は、全力で喜びを表現してくれるので
落ち込んでいる時に元気を与えてくれます
私たちもポポが来てから、リビングで家族みんなで過ごす時間が増えたように思います。
夫婦の会話も、ポポの話をする事で盛り上がったり、みんなで散歩に行ったり、家族をまとめてくれる存在でもあります。
また当然ですが、毎日散歩に行く必要があります。
我が家は平日は出勤前の時間に20分ほど、休日は30分程度散歩するようにしているのですが、運動不足の解消につながっています。
犬は時々走りだしたりするので(笑)私も合わせて一緒に走り、本当にいい運動になります。
何をしてても可愛い愛犬が家に居るだけで、毎日癒しと元気を与えてくれます。
かわいすぎて赤ちゃん言葉になる気持ちがわかります
共働きで犬を飼うデメリット
デメリットですが、犬を迎え入れた当時は、トイレがとにかく心配でした。
ケージの中にトイレトレーを置いて仕事に行くのですが、ちゃんとそこでトイレしてくれるのか…
家に帰ったらポポが汚物まみれになっているんじゃないか、不安で不安で仕方ありませんでした。
結果的に、犬は寝床を汚さないようで、ちゃんとトイレで用を足してくれていました。
時々はみ出してケージが汚れていましたが、失敗率は1割程度でした。
日中はほぼ寝ているようで
トイレが汚れていない事も多かったです
餌も、1日3回に分けて与えた方がいいという話を聞いていたのですが、我が家はフルタイム共働きなので難しく、朝夕2回にしているのですが、元気にすくすく育っています。
自動餌やり機も検討した時期がありました▼
また温湿度管理についても、気を配る必要があります。
冬でも20~25度程度の室温をキープする必要があるので、ポポが過ごす部屋は24時間暖房を入れたままでした。
冬の期間12月~2月は暖房を止めずに、24時間ずっと稼働している状態なので、電気代が心配でしたがなんと月2000円上がっただけという衝撃的な結果になりました。
エアコンは頻繁につけたり消したりするより、24時間つけたままの方が電気効率がいいようです。
当時は6畳の寝室にポポのケージを置いていたので
余計に電気代が抑えられたようです
我が家が愛用中のケージはこちら、インテリアに馴染むのでおすすめです▼
その他のデメリットが、経済的な面。
ポポは皮膚が弱いので、1~2カ月に1回ぐらいのペースで動物病院にいきますが、1回の診療で8000円ぐらいかかります。
ペット保険に入っているので、3割の負担でいいのですが、その他、狂犬病の予防接種や毎月の餌代にトリミング代(6000円程度)など、月1~2万円程度はペット費用として必要です。
ポポは病気予防の為に、避妊手術もしているのですが6万円程度かかりました。
我が家が行きつけの動物病院は、良心的な価格のようです。
他にも
- 旅行に気軽に行けなくなる
- 毎日の散歩が負担になる場合もある
- トイレを失敗したり吐いたりで部屋が汚れる
などもデメリットとして言われています。
ポポにむしられたunicoのラグです(笑)
無印のビーズクッションも、ポポのトイレとなってしまい、2個処分しました。
ニトリのもちもちクッションは丸洗いできるので、ペットがいる家庭におすすめです▼
共働きで犬を飼っても大丈夫?
もし私が今、共働きで犬を飼いたいけど大丈夫?という質問をされたら、上記のデメリットを説明した上で、それでも飼いたいならおススメしています。
我が家はポポを飼って、本当に毎日が楽しくなったので、後悔どころか、1年でも長く私たち家族と過ごして欲しいと願っているほどです。
犬の種類や性格によっては、寂しがりやの子もいるようですが、子犬(~3ヵ月程度)のうちから留守番に慣れさせておけば、成長しても、留守番を嫌がらなくなります。
ペットカメラはあった方が安心です▼
我が家のポポは、私や娘がカバンの準備をし始めると、お気に入りのブランケットを持って、自らケージに入って寝ています。
ポポにとっても、ゆっくりできるリラックスタイムなんだなと感じています。
犬は1日10時間以上寝るので、昼間しっかり寝た方が、夕方元気に過ごしています
ペットカメラをセットして、日中の様子を確認していると、ほとんど寝ています。
その分会社から帰宅後は、たくさん遊んであげるようにしています。
子供でもそうですが、おやつを手作りしたり、毎日勉強をみてあげたり、手をかけようと思えばきりがありません。
でも現実的には限界があるので、おやつはスーパーで買う、塾に通わせるなど、妥協点を決めて、対応していく必要があります。
犬も同じく、手をかけようと思えばいくらでもかけれるのですが、無理のない範囲で、みんなが幸せに感じるお世話レベルを模索していく必要があります。
共働きで犬を飼う事で、効率良く家事ができるようになったり、部屋の掃除を頑張るようになったり、思いがけない効果があるかもしれません。