以前働いていた会社は、毎朝満員電車に乗って通勤していました。
満員電車と言っても様々なレベルがあるのですが、私が乗っていた電車は、駅員さんが押し込むぐらいのレベル
新聞やスマホを触るスペースの余裕が無いぐらい、ギューギューの電車でした。
そんな満員電車で通勤し続けて7年、最初は巻き込まれて毎朝ボロボロでしたが、慣れてくるとコツのようなものが見えるようになり、少しずつ楽になりました。
そんな私の経験から、満員電車を快適に過ごす方法を書いてみようと思います。
まずは満員電車に乗らないで済む方法を考えよう
まずはそもそもの話として、満員電車に乗らずに済む方法を考えてみて下さい。
- ラッシュの時間を避ける
- 空いている路線を探す
- 自転車や徒歩で通勤してみる
ちなみに私の場合は、子供の送り迎えの時間や場所が決まっていた為、電車の時間や路線を変えるという選択肢がありませんでした。
時間に余裕があったなら、30分ぐらい前の電車に乗り、ラッシュを回避していたのに・・・
また別の路線で会社に行けるなら、色々試してみて、少しでも空いている路線を選択するという手もあります。
他にも会社まで数駅なら、自転車を使って通勤したり、運動の為歩いてみたり、満員電車に乗らずに済む方法というのも、検討してみましょう。
満員電車で快適に過ごせるかどうかは立ち位置選びが重要
もしどうしても満員電車に乗らなくてはいけない状況の場合、次に考えるのは、電車内の立ち位置です。
上記が私が乗っていた電車の図面なのですが、この中でどの位置に立てば、楽に過ごせると思いますか?
一般的に人気の場所は、入ってすぐの、シート横(扉横)だと思います。
上記の図だと、Bの位置になります。確かにこの位置は角なので、乗り降りする人に巻き込まれにくく、またシートが背もたれになっていて、楽に立つ事ができます。
ただ混んでいる時は、Aの位置にいる人から押されて、また運が悪いと、乗り降りする人にカバンの金具が引っかかってしまうトラブルがあったりと、ベストな場所とは言いにくいのです。
次の駅で降りる場合はいいのですが、数駅乗る必要がある場合は、避けた方が無難です。
ではベストな場所はどこかというと、私はCの場所をおススメします。
乗り降りする人に巻き込まれる事も無く、Aの位置ほど人口密度が高くもありません。スマホを触れるぐらいの余裕はあります。
逆にDの位置(連結部分のすぐ隣)まで行くと、連結部分から人が出てきた時に、巻き込まれてしまうので、Cの位置が程よいポジションです。
ちなみに間違っても、Aの位置は避けて下さい。この場所に立ってしまうと、地獄の通勤タイムになります。
こんな感じで、満員電車は立ち位置の選び方次第で、快適度が変わってくるのです。
どうしても座りたいならこんな裏技もあります
乗車時間が長く、立ったままの通勤はしんどいという場合、こんな裏技もあります。
- 始発駅周辺に住む、または始発駅まで自転車で移動する
- この駅で降りるという学生の制服を覚えておき、降りたらすぐ席を確保する
まず1の始発駅周辺に住むというのは、ちょっとハードルが高いかもしれませんが、引越しをするタイミングで、始発駅がどこかをチェックしておくといいでしょう。
始発駅ならほぼ確実に座れるので、快適度が違います!
私も一人暮らしをしていた時は、あえて始発駅を選んで住んでいました。40分ぐらい同じ電車に乗っていたので、座れるかどうかは重要な要素でした。
30分立って通勤か40分座って通勤、どちらを選ぶと聞かれたら、間違いなく40分座って通勤を選びます。座る事で、落ち着いて本を読めるし、無駄な体力を消耗せずに済みます。
また2の、決まった駅で降りる学生の制服を覚えておくと、学生の近くに立っていれば、その駅に着いたら確実にシートが空くので、座れる確率が上がります。
学生の制服じゃなくても、なんとなくいつも乗っている人の顔と、降りる駅を覚えておくと、同じように座れる確率が上がります。
やり過ぎるとストーカーみたいになるので、限度が必要です(^^;)!!
余談ですが私は20代前半の頃、朝の通勤電車で寝てしまい、いつも降りる駅で、知らない男性から「降りなくても大丈夫ですか?」と声を掛けられた事があります。
助かったのですが、同時に落ち着いた時に
見られていた事が気持ち悪い
と感じてしまい、電車に乗る時間を変えた経験がありました。
おそらくその男性も悪気は無かったのだと思いますが、一歩間違えるとこんな感情を持たれてしまうので、あくまでなんとなく、それとなく顔を覚えて、乗り過ごしていても声を掛けないでください。
満員電車での通勤が少しでも快適に過ごせるよう、願っています。
満員電車でイヤフォンを使われるなら、落としにくい左右がつながった形状の物がおススメです▼
そもそも通勤時間って無駄じゃない?という記事も書いています▼▼▼